8/15大井競馬場6~10レース予想

8/15大井競馬場6~10レース予想本命

6R◎6.オグメンタ

前走は後方からずば抜けた上がりで一気にメンバーをちぎったオグメンタ。本来はC1で戦ってた素材だけにその脚がフロックには思えず、連勝期待。

7R◎4.レペンテ

前走は着差こそ案外に映るが持ちタイムはメンバー中でもトップクラス。牝馬限定で全体のレベルが下がるのもプラス。

8R◎5.クチャモザクワザ

前走案外だったのはスタートの遅れ分。そこからの上がりは悪くなく、ロスがなければ充分勝ち負けの内容だった。巻き返し期待。

9R◎6.オメガシンフォニー

前走は着順こそ案外に映るオメガシンフォニーだが、勝ち馬は中央2勝クラスで馬券の強豪。ルイス、ジャックオレンジら地元の強敵にはしっかり先着してて、力は確か。中央オープン馬の力はここでは上。

10R◎3.マルカンラニ

いつもの対決ながら前走はそこまで離すかという圧巻の内容。ここまできたら、どこまでも信頼。

8/15大井競馬場6~10レース予想印と買い目

6R
◎6.オグメンタ

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8/13大井競馬場黒潮賞他7~11レース予想

8/13大井競馬場黒潮賞他7~11レース予想本命

7R◎7.クライトゥナイト

中村騎手に変わってから4戦目。ようやく形になりだしたクライトゥナイト。元々新馬で馬券に絡む素材であり、コース成績も○。復調の勢いでここはおしきる。

8R◎10.ダンタリオン

転入後馬券率100%のダンタリオン。中央でも掲示板の経験あり、ここでは力上位。安定感のないメンバーの中では勝ち負け筆頭。

9R◎10.ブルーヒサシン

マイルもこなすブルーヒサシン。完全に成長期に入っており、勢い止まらぬ。前走は影を踏ませぬ内容で、ここは無視できない存在。

10R◎2.ヴュルディヒ

はまると長く鋭い脚を使えるヴュルディヒ。前走は格上相手に見せ場のある内容なだけに再びCのレースなら。

11R◎7.ミクニサンビーム

除外を覗けば馬券はずしは一度のみのミクニサンビーム。初の重賞ではあるが、前走は一度もハナを譲らず、最後は8馬身つける圧勝。このクラスでのレースとしては同メンバーでは抜けた内容なだけに、初の重賞でも有力視。

8/13大井競馬場黒潮賞他7~11レース予想印

7R
◎7.クライトゥナイト

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2025上半期成績からみる道悪馬場で狙いたい騎手。

私はよく、道悪馬場のとき、いったい騎手の勝ち負けにはどれほど影響するのか気になる。そんな中で大井競馬場2025上半期の成績から騎手別に道悪成績を出して検証してみることにした。

  1. 純粋な馬券率ランキング
  2. 道悪なら成績の良い騎手

を検証してみたのでみていこう。

大井道悪での騎手ランキング

純粋なランキングは以下である。
(道悪/馬券内 %)

1位94回 矢野騎手(94/177 53)
2位75回 笹川騎手(75/144 52)
3位57回 吉井騎手(57/95 60)
4位50回 藤田騎手(50/90 55)
5位47回 安藤騎手(47/88 53)
6位44回 西騎手(44/84 52)
7位39回 和田騎手(39/81 48)
8位39回 達城騎手(39/85 46)
9位31回 野畑騎手(31/59 52)

10位30回 本田騎手(30/56)

矢野騎手、笹川騎手はいわずもがな、流石の好成績。割合と比較すれば吉井騎手が道悪では分があるようだ。更に、吉井騎手は道悪で絡んだ57の内37回は1~3人気での成績。道悪でも人気をすれば裏切らないということがわかる。逆に道悪で人気薄なら多少割引か。
また、人気騎手なら道悪は概ね50〜55%は絡んでおり、極めて苦手にしていないことが伺える。

道悪ならば是非狙いたい騎手

次に、普段はイマイチ。でも道悪なら狙いたい騎手
普段はそこまで大井での戦績が良くなくとも、道悪なら狙いたい騎手をピックアップしてみた。

①クアトロ騎手(22/30 73)

クアトロは決して戦績が悪いわけではないが、騎乗期間が短い為馬券に絡む回数は少なめ。その中、道悪での戦績は馬券に絡んでいる内の7割に登る。是非とも道悪での騎乗ならいつも以上に注目したい。

②岡村騎手(9/11 81)

上半期大井競馬での馬券絡みは11に留まった。しかしながらそのうち道悪が8割に登り、この項の目的に適した騎手と言える。人気は一度の10人気をのぞき3~6人気の中穴程度。脚質は2-2-4-1で後ろで構える形が多め。距離は1400が最も多く、残りは1200、1600まででその他の距離はなかった。

高野騎手(6/8 75)

騎乗数自体もそう多くない騎手だが馬券に絡むときは75%が道悪。一人気はなく殆どが5~9人気で穴の騎手。馬券に絡んだ脚質はわかりやすく逃げが差し。番手、追い込みでは割引が必要。

新原騎手(7/9 77)

川崎の騎手で大井での騎乗はそこまで多くない。そんな中、馬券に絡んだ内八割近くが道悪だった。人気は1人気は一度のみで5人気一回、6人気二回、9,11,12人気が1回ずつと人気薄傾向。何故か2レースの道悪での絡みが三回あり、前半レースでの活躍が目立つ。

瀬川騎手(8/11 72)

大井在籍騎手なのでもう少し数字がほしい所だが、道悪での成績はよく、得意にしている模様。人気は1人気から12人気までばらけており、満遍なく絡んでいる印象。脚質に偏りはないが、枠は内が二回、外が二回に対し、中枠が半分の4を占める。道悪で中枠なら注目してみても良いかもしれない。

町田騎手(19/24 79)

川崎騎手で上半期大井24度の馬券絡みは恐らくトップではないか。そのうち八割近くが道悪での成績だった。一人気こそ三頭しか居なかったものの、全てが1〜6人気の馬だったこともあり、大穴を開けるイメージではないが、信頼のおける騎手であることも伺える。枠は8頭が内枠で、その8頭は2頭を除き差し。道悪の日、中団後方で構える馬に騎乗で人気をしていたら町田騎手に期待しても良いかもしれない。

まとめ

今回は道悪での騎手の成績を中心に狙いたい騎手を検証してみた。同じ道悪でも各騎手毎に性格があり、狙える場面もあるということが解ったと同時に改めて矢野、笹川両騎手の素晴らしさを再認識することとなった。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

8/12大井競馬場6~10R予想

8/12大井競馬場6~10R予想本命

6R◎9.ピンネシリ

C1ではもともと勝ち負けしてただけのピンネシリ。前走は降格もあり復活の勝利。ここでは力上位。

7R◎8.マジシャンガール

新馬から二連勝の素材であるマジシャンガール。前走は案外も一開催あけて乗り込み改めてなら。

8R◎1.ウインアイリーン

C1三連勝からBでは僅差のレースをしたウインアイリーン。相手も強敵で昇格の内容を考えればここははずせない。

9R◎12.ゼルトザーム

二歳のときは重賞でも勝利実績のゼルトザーム。それ以降は常に高レベルレースだったので見劣りするが、前走は目処のたつ内容。気配良化もあり、ここは狙いたいところ。

10R◎12.リトルビッグホーン

前走勝利のリトルビッグホーン。負けて案外のレースもハニートーストやサイアンドコーなど強敵。スタート決まれば大崩なし。

8/12大井競馬場6~10R予想印

大井競馬場6~10Rの印は以下noteから!

https://note.com/jyakusya_2024/n/ndc7b8d7d3541

2025年上半期の集計からみた各距離別成績優秀騎手

今回は大井競馬距離別騎手を上半期の記録から抜粋。
尚、矢野騎手、笹川騎手はいわずもがななのでランキングからは除外
また大井競馬開催レースの内、今回は1200、1400、1600、1800のレースで紹介。それ以外は開催数が少なく優位性が認められない為。

大井競馬場距離別成績優秀騎手

1200m

34回 西騎手
32回 達城騎手
29回 藤田騎手
28回 安藤騎手
27回 吉井騎手
23回 和田騎手
21回 谷内騎手
20回 鷹見騎手

1200mで特に活躍が目立ったのはまず西騎手だった。グレード、馬場状態に関わらず絡んでおり、腕の良さを感じさせる。注目したいのは絡んだ回数の内1~3人気は18回に留まり、残りは4人気から12人気と人気薄であること。1200mでは積極的に人気薄の西騎手を狙いたい。ここに続くのが達城騎手。こちらは一人気での絡みは二頭に留まるものの全体32頭の内実に27頭が2人気から6人気なので手堅く狙えるといって良い。また、最終レースで6頭絡んでおり、何故か最終で狙いたい騎手の一人でもある。

1400m

26回 吉井騎手
22回 藤田騎手
19回 和田騎手
17回 達城騎手
16回 安藤騎手
14回 西騎手
13回 御神騎手
13回 本田騎手
12回 吉原騎手
11回 千田騎手
10回 野畑騎手

1200では強かった西騎手がやや後退して吉井騎手と藤田騎手が活躍する距離となった。吉井騎手がこの距離で馬券に絡めた馬の内、実に19/26頭が1~4人気なので基本的には人気馬に乗ったときに信頼して狙っていく形になる。また、22/26が逃げ先行馬なのでこの距離の人気の先行馬が条件となるといってよいだろう。
藤田騎手は一変して11/26が4~7人気での絡み。もっというと7人気以下でも狙えないので狙えるタイミングがわかりやすい騎手。馬場、枠などでは優位性が見られない為、そこら辺は柔軟に取りこぼしなくみていきたいところ。

1600m

33回 安藤騎手
32回 藤田騎手
30回 吉井騎手
30回 達城騎手
24回 和田騎手
16回 吉原騎手
11回 江里口騎手

マイルはレジェンドクラスとそれ以外との差が最も少ない条件のレースだった。そんな中で、もっともレジェンドに肉薄したのが安藤騎手だった。絡めた馬の内、半数が人気薄で、人気にとらわれず狙える騎手である。25/33が逃げ馬であるので基本は前から狙いたいところだが、追い込み馬も3頭しっかり絡めているので忘れずに狙いたい。
このクラスはどの騎手も素晴らしいのだが、敢えて掲載したいのは江里口騎手。他の距離では大抵ランクに届かない成績で苦しんでいるがこの距離では他の騎手に勝り善戦。絡めた9/11頭が道悪馬場で、人気も全て3人気以下。7/11が差追であった。
なので9/11頭が5人気以下なので道悪+人気薄であれば是非とも馬券に絡めたい騎手である。

まとめ

今回は距離別に成績優秀騎手を抜粋してみた。
どの距離も基本的には強い騎手は固まってはいるが、それぞれの個性があり、あながち狙い目がないわけでもなかった。
個人的に江里口騎手のマイルに期待したいところだった。
今開催是非とも注目してみていきたい。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。

8/11大井競馬場7~11レース予想

8/11大井競馬場7~11レース予想本命

7R◎1.ケイアイカペラ

地方競馬転入以来一度しか馬券はずしのないケイアイカペラ。前走は2着以下を大幅に千切っての勝利だけに素直に信頼。

8R◎1.アレスエルピーダ

初戦こそ僅差の2着も転入二戦目でしっかり勝利。マイルが適正距離なのは明らかで中央一勝クラスの実力からもここのメンバーでは馬券に絡んで貰わないと。

9R◎3.アドマイヤエイジア

2走前、中団から進めたレースでも勝ちきったのは大きいアドマイヤエイジア。前走2着も大崩なく、スタート決めきれば勝ち負け。

10R◎5.ケテンドリーム

2走前は久々+強敵で案外だったが、復帰二戦目で強敵に圧勝。この距離は持ち時計もずば抜けており、力出しきればまず負けない。

11R◎14.ニチリン

元々はこのクラスでの実力を持つニチリン。しばらく案外な成績だったが、ここ二走で復活。前走は持ち時計更新し絶好調なだけに一番手。

8/11大井競馬場7~11レース予想印と買い目

7R
◎1.ケイアイカペラ

続きはnoteで。。。

https://note.com/jyakusya_2024/n/n9e984aebd408

競馬は前半の流れから後半を予測できるのか?川崎競馬場上半期の集計から読み解く

以前から私はその日のレース傾向というものがどの程度予想に必要なのかと疑問に思っていた。
そこで、今回はその日のレースの流れから傾向を探り、レースを予想することがどの程度可能かどうかの検証をしていこうと思う。
方法は
当日12Rの前半1-6Rの結果と後半7-12Rの結果のシンクロ率を大まかに出し、どの程度予想に影響が出るかの検証である。
人気、脚質、枠でおおよそのレース傾向をだし、前後半でのシンクロ率をみていこう。

①人気

人気については馬券に絡んだ馬の人気の平均を出した。順当なら1+2+3÷3となり2が値になる。ここから離れれば離れるほど荒れたレースとなる。誤差0.1以内なら◎、0.2~0.4なら◯、0.5を△とし、それを超える場合シンクロ外と仮定した。

人気のシンクロ率62%

◎12/29
◯3/29
△3/29
☓11/29
この結果からわかるのは、川崎競馬場は比較的荒れないということである。良馬場3.7に対し、重3.6、稍重3.6、不良3.5と馬場が荒れるほど人気決着に近づくという結果になった。
おおよそ3.6~7の平均値におさまり、4を超えることは稀。

②脚質

脚質は各レースの馬券に絡んだ馬の数を集計し、その割合から適合率を推測した。逃先差追が其々二頭、一頭、二頭、一頭なら2-1-2-1とし、当日の数を前後半で比較、その開きを見た。割合の合致が脚質二項目あり、残りの二項目の開きが顕著でなければ◎、開きがあれば◯、合致が二項目なくとも全体のバランスが合致していれば△とした。

脚質適合率58%

◎4/29
◯7/29
△6/29
☓12/29
しっかりと適合する◎は13~4%と低い。全体的に追い込みが効かない馬場なので合致率はもう少し高く出ると思ったが、逃げ、先行、差しで前後半の結果に差が出ることが多かった。
稍重だとこれが7/10まで上昇し、重12/16の75%だが、不良馬場はシンクロは△が一度のみだった。距離にもよるが、どの脚質も馬券に絡む可能性を残した不良馬場は脚質から推測するのは難しいかもしれない。

➂枠

枠は馬券に絡んだ馬の枠番を頭数で三分割した場合の内中外で振り分け1.2.3に分けた。頭数を内中外で出し、前後半で有利枠のシンクロ率を導きだした。内中外の馬券絡みのバランスが合致していれば◎、構成が合致しているが数字の開きが大きいなど問題がある場合は◎、平均的になっていて、合致はしているが得意性の見られない場合は△とした。

適合率34%

◎3/29
◯5/29
△2/29
☓19/29
枠の合致率は集計の労力に合わず、殆ど前後半の記録で整合性がみられなかった。パターンとしては前後半どちらかで明らかな優位性があったものが①全く逆になる②差がなくなるといったもの、またその逆があり、馬場を読むといった予想法に若干の疑問が残る結果となった。
馬場コンディションでいうと稍重では50%のレースでシンクロが見られ、重では37%、不良では明確な有意差を見いだせなかった。

今後の予想に向けて

人気については前後半で合致する部分が多く、大きく荒れるレースは稀だった。その日の荒れ具合をみて、後半レースを捌くのも良いだろう。
脚質はあてにしずらい部分もあるが比較的追い込みは割引で、差しがどの程度絡んでくるかの予想はたてやすい。稍重、重ならばより追い込みは効かず、逆に差しはよくなる傾向があるので狙っていきたい。
枠は前後半でのシンクロ率が低いが逆をいうと前半内が効いていたなら、後半は狙えないという見方もできる。
今回は以上のような結果を得られた。今後もこのように様々な視点で研究を続けていきます。最後まで見てくださりありがとうございました。

2025川崎競馬場上半期の集計からみた馬場状況別傾向

前回は以下のように川崎競馬場の各距離での脚質傾向を集計し、大凡のレース展開を考察していった。

900m 全219R

逃91回41% 先70回32% 差36回16% 追16回7%

1400m 全427R

逃169回39% 先130回30% 差104回24% 追24回5%

1500m 全225R

逃65回29% 先84回37% 差55回24% 追21回 9% 

1600m 全87R

逃26回30% 先30回34% 差22回25% 追9回10%

2000m 全59R

逃10回17% 先22回37% 差21回35% 追6回10%

しかしながら、これでは未だ考察としては単純すぎる上、参考にもしづらい部分があるのは否めない。そのため、今回は上記距離別脚質傾向を更に分割し、馬場コンデションで分けた場合、どのような傾向があるのかを見ていこうと思う。

各距離別に馬場コンディションで細分化し其々の脚質を振り分けると以下のような結果になった。
※()内はパーセンテージ。

900m

良 逃31(38)先27(33)差14(17)追9(11)
稍重 逃28(46)先18(29)差14(23)追1(1)
重 逃22(46)先17(35)差4(8)追5(10)
不良 逃7(35)先8(40)差4(20)追1(5)
短距離決戦であり、基本的には逃げ先行有利に思われるこの距離であるが、意外にも良馬場、重馬場では差しが馬券に絡んでいる。そして一人気二人気は其々一度しか絡んでおらず、あとは全て四人気以下。三連を組むときは人気薄の後方からの馬を適度に入れる方が良さそうだ。

1400m

良 逃56(37)先49(32)差38(25)追9(6)
稍重 逃60(41)先43(29)差36(24)追6(4)
重 逃36(45)先22(27)差15(18)追7(8)
不良 逃17(32)先17(32)差15(28)追3(6)
最も川崎競馬で開催の多い1400mでは不良馬場を除けば全て逃げが有利。特に馬場が湿った稍重、重では顕著。直線が長く、コーナーの厳しいこのコースならではのペースの速度が影響していると思われる。馬券を組むときに軸馬を選ぶなら逃げ先行を中心に考えた方が良さそうだ。また、追い込みは著しく成績が悪く、余程の展開でなければ勝負にならないことも踏まえた方が良さそうだ。

1500m

良 逃18(21)先37(44)差21(25)追8(9)
稍重 逃20(27)先29(39)差20(27)追5(6)
重 逃12(44)先7(26)差7(26)追1(4)
不良 逃14(36)先11(28)差7(18)追7(18)
1500mは馬場コンディションで明確に性質が別れた。良、稍重馬場では先行馬が最も成績を出し、逃げ差しがそれに次ぐ。重馬場では前が止まらず逃げが有利。不良馬場になると差し、追いが二割近く絡むレースとなっている。川崎1500mを買うときは馬場コンディションに注意しつつも、脚質を考慮するというよりはメンバーの構成からの展開予想、馬自身の能力を優先して馬券を組む方が賢明のようだ。

1600m

良 逃10(31)先8(25)差12(37)追2(6)
稍重 逃10(27)先13(36)差7(19)追6(16)
重 逃3(33)先3(33)差2(22)追1(11)
不良 逃2(22)先6(66)差1(11)追0
川崎競馬場マイルの馬場コンディションでみる特徴としては、まず不良馬場のときは追い込みがまったく馬券に絡んでいないということ。川崎競馬場全体に言えることではあるが、全く馬券に絡まなかったのはマイルの不良馬場だけ。良馬場も同時に全体の約6%に留まっているが稍重、重では共に追い込みの馬券絡みが10%を超える。これは一般的なダートの傾向に違わないので素直にセオリー通り買えるのが川崎マイルの特徴と言えるだろう。

2000m

良 逃6(22)先12(44)差6(22)追3(11)
稍重 逃7(33)先5(23)差8(38)追1(5)
重 逃3(25)先2(16)差6(50)追1(8)
不良 逃4(44)先3(33)差1(11)追1(11)
全体的に脚質バラけて馬券に絡んでいる印象のコース。2000mとなってくるとどのコースでも似たような傾向はあるものの、ここで目を引くのは重場の差しが全体の半分を占めていること。サンプル数が少ないので断言するのは早計ではあるが、しかしながら他の距離に比較し明らかに差しが効いていることに注意が必要だ。逃げ馬、先行馬の信頼が薄く、差し馬になにか引っかかりがあるなら是非とも狙っていきたい距離でもある。

まとめ

  1. 900mでは人気薄の差し馬に注意
  2. 1400mでは極端に逃げが有利で追いは狙いにくい
  3. 1500mでは馬場コンディションでの脚質の差はみられない
  4. 1600mはセオリーに基本従うが不良馬場の時は追い込みを外すべし
  5. 2000mは重で差しがよく走る

今回の検証では以上のような結果を得られた。必ずしもすべてのレースが合致するわけではないが一定の傾向はみられるはず。是非参考にしていただきたい。今回も最後まで見てくださりありがとうございました。

2025川崎競馬場上半期の結果からみる距離別脚質の傾向

今回は川崎競馬場距離別の脚質傾向を探っていこうと思う。
調査方法は2025年前期の結果から、1~3着に入った各馬の脚質を集計し、割合を導きだすというシンプルなものである。早速統計を見ていこう。

①900m 全219R

逃91回41% 先70回32% 差36回16% 追16回7%
向正面からスタートし、コーナーを二度回るだけのコース。それだけに逃げが4割も馬券を占領する。先行まで含めれば7割。差しはたまに絡む程度なので、余程の人気馬か、なにか特別な可能性を秘めた馬を三連に組み込む程度にするのが良いだろう。

②1400m 全427R

逃169回39% 先130回30% 差104回24% 追24回5%
900mに比べ、やや差しの決まる割合の増えてきた感じのある1400m。それでも逃げ先行で7割に迫り、差しは四分の一程度。軸で狙うというより、光る脚を持つ馬を単系統の馬券で攻めるほうが良いのだろう。

③1500m 全225R

逃65回29% 先84回37% 差55回24% 追21回 9% 
逃げよりも先行が目立ち、追い込みが一割に迫るこのレース。スタートから最初のコーナーまでが長く設定されており、また向正面の長さも大井についで長く、戦術に幅があるのが影響していると思われる。展開予想が重要なコースと言える。

④1600m 全87R

逃26回30% 先30回34% 差22回25% 追9回10%
追い込みが一割に迫り、先行から差しまで満遍なく馬券に絡んでいる。コーナーを回る回数が多いが、直線も長く、ペースがあがりやすいため、最後の差し、追い込みが決まりやすいコースである。展開予想で逃げ先行が多く、しかも優劣がつかないなら差し追い込みを一考。

⑤2000m 全59R

逃10回17% 先22回37% 差21回35% 追6回10%
明確に差しの成績が他の距離よりも多いコース。長い直線を4度走るコースでもあり、ペースも上がる中で、中団で構えて脚を溜められる馬が有利となっているようだ。ペースが早くなるが、距離が長くなる分、馬群も伸びるので差しが馬券に絡むのは10%までといったところ。

統計から見える傾向

統計から見える傾向として、2000mを除けば殆どのレースで逃げ先行が有利ということ。直線が長く、カーブのきつい形状の川崎競馬であるので、直線での攻防が主となり、ペースの向上によって差し追いが決まりにくいことが主な要因のようだった。
ここまで明確に逃げ差しが有利なのはよく解ったのだが、では実際にどのようなシチュエーションで差し、追いが決まるのか。
次回はその点にフォーカスしてみたいと思う。
今回も最後まで見てくださりありがとうございました。

2025年1~6月の集計からみた注目騎手5選

今週は川崎競馬場開催である。
そこで今回は川崎競馬場で活躍している騎手の各成績を1~6月の集計を行い、それぞれの特性から注目すべき騎手を個人的に5名選んだ。
是非馬券の参考にしていただきたい。
※笹川騎手、矢野騎手は当たり前すぎるので省いた
※表記は各距離、馬場コンディション、脚質、枠の順に各々レースに絡んだ回数を表記しています。

2025年1~6月の集計からみた注目騎手5選

1位野畑騎手77レース

900m 14回    重45回良32回
1400m 37回  逃29回先18回差7回追5回
1500m 18回  外32回中25回内20回
1600m 4回     
2000m 4回 
全体のレースの22%で馬券に絡んでいる。距離は満遍なく絡んでおり、主に逃げ馬での成績がよく、約38%が逃げ馬だ。先行まで合わせると5割近く驚異的。1人気が28回、2人気が24回で全体の7割近くに登り、穴では絡みにくい印象の野畑騎手。枠では外枠での成績がやや良いので狙うなら外が確率を上げる。追い込みと逃げではガラッと成績が違うので、逃げ先行の外馬でいきたいところ。

2位山崎騎手72レース

900m 17回   重53回良24回
1400m 30回 逃20回先28回差19回追9回
1500m 18回 外30回中28回内6回
1600m 10回  
2000m 1回
全体の20%で絡んでいる。
距離は900~1600まで絡んでいるが、特に1600に関しては他の有力騎手の二倍絡んでいるので注目。1600m全体に対し34%、三回に1回以上絡んでいる。
追い込みは決まりにくいが川崎競馬の特性。脚質は自在と見て良い。枠は内が極めて苦手のようだが、逆をいうと、中外であれば狙い目。中外の馬でマイルなら、遠慮なく山崎騎手を馬券に絡めよう。

3位町田騎手64レース

900m 15回  重43回良21回
1400m 24回 逃26回先17回差14回追7回
1500m 15回 外19回中27回内18回
1600m 5回
2000m 5回
距離特性でみれば短距離に特化して成績が出ている。実に馬券に絡んだうち、84%が900〜1400mである。枠での差が、他の騎手より少なく、自身の成績からみれば追い込みも決して悪くなく、川崎競馬の特性的にも差し追い込みで狙いやすい騎手の一人。約三割の馬券が四番人気以下であり、中穴以下で狙ってみたい騎手。

4位佐野騎手50レース

900m 15回  重31回良19回
1400m 22回 逃18回先13回差15回追4回
1500m 10回 外13回中16回内21回
1600m 2回
2000m 1回
ハンデ騎手でありながら、50レースで馬券に絡む活躍をしている佐野騎手。逃げと差しの戦績が接近しており、逃げるか差すかの思い切りのよい戦術が数字にも現れている。また、目を引くのが内枠での活躍。自己の馬券絡みのうち、実に四割になる21レースが内枠での戦績だった。軽い斤量を背負う佐野騎手であるが故、内の逃げ先行戦法がハマっているのであろう。

5位新原騎手41レース

900m  8回 重26回良15回
1400m 19回  逃11回先19回差8回追3回
1500m 9回   外9回中20回内12回
1600m 4回
2000m 1回
戦績だけで見ると見劣りする部分も少なくない新原騎手であるが、光るのが1400mでの戦績。19回の馬券絡みは他の有力騎手が20台であることも含めて考えれば決して少なくない活躍。逃げ先行での活躍が目立つ上、1400mでの馬券絡みは2レースを除いて全て3~7人気。1400で絡んだ19レースのうち12レースが1~4レースであることを踏まえると、1~4レース+3~7人気+逃げ先行の馬に乗るなら十分狙える騎手である。

まとめ

如何だったろうか。当たり前のように思える騎手から、意外な騎手。また、各々の特性によって意外な結果もあったのではないだろうか。
明日以降も、更に他の視点で川崎競馬場を研究していくので、是非お付き合い頂ければと思います。今回も最後まで見てくださりありがとうございました。