私はほぼ毎日競馬をしています。ほぼ毎日馬券を買っています。そんな中でここ数日は即パット、SOAT4の残額が減らない位には当たっていて(大儲けはしていないし、事前予想ではハズレまくってる日もある)、ふと何故だろうと考えました。
そうした中で、あぁこういったときはハズレてるよな、負けてるよなという気付きがあったので共有したいと思います。是非ご参考までに読んで頂ければ幸いです。
競馬をしてはいけないときというのはどういうときか?
ずばり判断力が鈍っているとき
競馬をしてはいけない、というのはすなわち判断力が鈍っているときでしょう。競馬は基本予想行為なので判断力が鈍ると致命的であります。なので、判断力が鈍ったときに買わなければ大きく収支の安定に繋がる筈です。
では判断力が鈍るときというのはどういうときでしょうか?
これは単に肉体に異常があるときであると思います。
判断力は肉体に由来する

私の持論ですが、判断力は肉体に由来します。人は何か景色をみた時に、それを綺麗と感じるか何でもないと感じるか。これはその時々です。何故だろうと言われれば、判断する脳はそもそも肉体だからです。肉体で得た様々な情報を集め、脳がその情報を集積し、判断しています。つまり、その判断と言うのは脳以外の肉体部分が得た情報によって為されている訳です。肉体が健康でないと、綺麗な景色すら綺麗に見ることができないのが人間なのです。
どんな時に判断力は鈍るのか
具体例は
- 寝不足、過労による疲労
- 食べ過ぎや疾患による内臓の不調
- 感染症等による不調
- 怪我や虫歯など痛みを生じる怪我
- 私生活の不調
- アルコール摂取
などです。
➀寝不足

寝不足や疲労は直接脳の判断力を鈍らせます。私は介護士ですから夜勤があります。夜勤入りの的中率と、夜勤明けでは雲泥の差があります。自分では正常なつもりで競馬を楽しむと明らかに回収率も的中率もさがっているのです。寝起きは誰しもぼやけているものです。
②疾患や食べ過ぎによる内臓の不調

食べ過ぎや内臓疾患など内科器に不調を抱えていても、判断力は下がります。内臓疾患や不調(例えば便秘など)があると人は皆不機嫌になったりします。結果、ネガティブな思考や判断になったりします。そうしたニュートラルでない、精神状態は本来勝負すべきところで誤った判断を選んでしまったりするものです。
③感染症等による不調

多くの感染症は発熱、倦怠感、時には悪寒、食欲の減退、体の痛みなど伴い常に不快かそれ以上の苦痛を持ち続けます。また様々な病でも当然苦痛を伴い日常生活に影響を持ちます。そうした苦痛が続くと、人は快楽を求めやすくなります。心がニュートラルでなくなる訳ですから当然判断能力にも影響がでます。
④痛みを生じる怪我や虫歯

痛みの症状のある怪我や虫歯を抱えているとき、人は不機嫌になったり、ネガティブな思考に陥るものです。そうしたときは快楽を求めやすく、本来選ばない選択を選んでしまうこともあるので注意が必要です。また、必要な情報を落ち着いて見られないという状態は本来何かの決断を下す状況にありませんから、そうしたときも馬券は避けるべきだと言えるでしょう。
➄私生活の不調

私生活の不調も判断能力を奪う要因のひとつです。仕事がうまくいかない、人間関係で悩んでいる、借金、失恋、結婚、離婚。そういうときは心に痛みや不安を抱えていて、集中できません。無理に勝負に挑むと選んではいけない選択をしがちですので注意が必要です。
⑥アルコール摂取

アルコールは言わずもがな平時の判断力を著しく損なう要因のひとつです。本来ネガティブで臆病な人にとって勝負のきっかけを与えてくれる可能性はありますが、それで負けたら悔しいものです。
これらを抱えたまま競馬をすると何故危険なのか?
これらの要因は判断力を鈍らせます。そうした要因でする判断には
- 希望的観測に走りやすくなる
- 情報収集不足に陥りやすくなる
- 先入観から抜け出せなくなる
という特性があります。
➀希望的観測

希望的観測とはこうなったらいいな、という願望です。そのチャンスも勿論あるのですが、判断力が正常ならそれがどれだけの期待値で、どれだけ勝負する価値があるか、どの程度勝負すべきか、結局は辞めるべきかまで判断が冴えます。しかし、肉体が健康でないと快楽を必要以上に求めてしまい、リスクよりリターンばかりが見えてしまいます。例えば、確証はないけど来たらでかいぞ、とかです。でかいということはそれだけリスクがあるということです。そのリスクに賭けるだけの確証(自分なりに)があればよいのですが、肉体が不調で快楽が欲しくなっているときはリスクから目を避け勝ちになります。その結果誤った選択をしてしまうことも少なくないです。
②情報収集不足

肉体が健康でないと当然情報収集に影響が出ます。本来詰めるべき、或いは最低限すべき情報収集が、疲労、病気など肉体の不調があれば満足にできません。情報がなければ誤った選択肢を選ばざるを得ず、配当チャンスは大きく下がると思います。当たり前のようですが、ギャンブルをしたい。競馬をしたい。その欲求と肉体の不調が絡むと意外と容易にこの当たり前をすっとばしてしまうことが多々あります。
③先入観

肉体が健康でないと、情報収集の苦痛を避け、代わりに選びやすいのは先入観だと思います。連勝中や有力騎手、オッズ、血統など。実績の中身や、前走の敗因など細かな情報に意識が届きにくく、ありきたりな情報に動いてしまいがちです。ですので、疲労してるときや気分が悪い(機嫌も含め)ときは馬券は手を出さないのがよいのです。
まとめ
今回はいつもと異なり、馬券を買うべきでないタイミングについて考察してみました。
当たり前じゃないか!なんて意見もありそうですが、意外と寝不足や腹の調子、人間関係など自分では気付きにくい不調ってあるもので、そういうときに馬券は買いたくなるものです。(楽しいですからね。)
ですから、馬券を買うときは今一度そうした身の回りの不調を確認してみるのも良いかもしれません。負けても悔いが残らないように。