2025年1~6月の集計からみた注目騎手5選

今週は川崎競馬場開催である。
そこで今回は川崎競馬場で活躍している騎手の各成績を1~6月の集計を行い、それぞれの特性から注目すべき騎手を個人的に5名選んだ。
是非馬券の参考にしていただきたい。
※笹川騎手、矢野騎手は当たり前すぎるので省いた
※表記は各距離、馬場コンディション、脚質、枠の順に各々レースに絡んだ回数を表記しています。

2025年1~6月の集計からみた注目騎手5選

1位野畑騎手77レース

900m 14回    重45回良32回
1400m 37回  逃29回先18回差7回追5回
1500m 18回  外32回中25回内20回
1600m 4回     
2000m 4回 
全体のレースの22%で馬券に絡んでいる。距離は満遍なく絡んでおり、主に逃げ馬での成績がよく、約38%が逃げ馬だ。先行まで合わせると5割近く驚異的。1人気が28回、2人気が24回で全体の7割近くに登り、穴では絡みにくい印象の野畑騎手。枠では外枠での成績がやや良いので狙うなら外が確率を上げる。追い込みと逃げではガラッと成績が違うので、逃げ先行の外馬でいきたいところ。

2位山崎騎手72レース

900m 17回   重53回良24回
1400m 30回 逃20回先28回差19回追9回
1500m 18回 外30回中28回内6回
1600m 10回  
2000m 1回
全体の20%で絡んでいる。
距離は900~1600まで絡んでいるが、特に1600に関しては他の有力騎手の二倍絡んでいるので注目。1600m全体に対し34%、三回に1回以上絡んでいる。
追い込みは決まりにくいが川崎競馬の特性。脚質は自在と見て良い。枠は内が極めて苦手のようだが、逆をいうと、中外であれば狙い目。中外の馬でマイルなら、遠慮なく山崎騎手を馬券に絡めよう。

3位町田騎手64レース

900m 15回  重43回良21回
1400m 24回 逃26回先17回差14回追7回
1500m 15回 外19回中27回内18回
1600m 5回
2000m 5回
距離特性でみれば短距離に特化して成績が出ている。実に馬券に絡んだうち、84%が900〜1400mである。枠での差が、他の騎手より少なく、自身の成績からみれば追い込みも決して悪くなく、川崎競馬の特性的にも差し追い込みで狙いやすい騎手の一人。約三割の馬券が四番人気以下であり、中穴以下で狙ってみたい騎手。

4位佐野騎手50レース

900m 15回  重31回良19回
1400m 22回 逃18回先13回差15回追4回
1500m 10回 外13回中16回内21回
1600m 2回
2000m 1回
ハンデ騎手でありながら、50レースで馬券に絡む活躍をしている佐野騎手。逃げと差しの戦績が接近しており、逃げるか差すかの思い切りのよい戦術が数字にも現れている。また、目を引くのが内枠での活躍。自己の馬券絡みのうち、実に四割になる21レースが内枠での戦績だった。軽い斤量を背負う佐野騎手であるが故、内の逃げ先行戦法がハマっているのであろう。

5位新原騎手41レース

900m  8回 重26回良15回
1400m 19回  逃11回先19回差8回追3回
1500m 9回   外9回中20回内12回
1600m 4回
2000m 1回
戦績だけで見ると見劣りする部分も少なくない新原騎手であるが、光るのが1400mでの戦績。19回の馬券絡みは他の有力騎手が20台であることも含めて考えれば決して少なくない活躍。逃げ先行での活躍が目立つ上、1400mでの馬券絡みは2レースを除いて全て3~7人気。1400で絡んだ19レースのうち12レースが1~4レースであることを踏まえると、1~4レース+3~7人気+逃げ先行の馬に乗るなら十分狙える騎手である。

まとめ

如何だったろうか。当たり前のように思える騎手から、意外な騎手。また、各々の特性によって意外な結果もあったのではないだろうか。
明日以降も、更に他の視点で川崎競馬場を研究していくので、是非お付き合い頂ければと思います。今回も最後まで見てくださりありがとうございました。

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