今回は大井競馬距離別騎手を上半期の記録から抜粋。
尚、矢野騎手、笹川騎手はいわずもがななのでランキングからは除外
また大井競馬開催レースの内、今回は1200、1400、1600、1800のレースで紹介。それ以外は開催数が少なく優位性が認められない為。
大井競馬場距離別成績優秀騎手
1200m
34回 西騎手
32回 達城騎手
29回 藤田騎手
28回 安藤騎手
27回 吉井騎手
23回 和田騎手
21回 谷内騎手
20回 鷹見騎手
1200mで特に活躍が目立ったのはまず西騎手だった。グレード、馬場状態に関わらず絡んでおり、腕の良さを感じさせる。注目したいのは絡んだ回数の内1~3人気は18回に留まり、残りは4人気から12人気と人気薄であること。1200mでは積極的に人気薄の西騎手を狙いたい。ここに続くのが達城騎手。こちらは一人気での絡みは二頭に留まるものの全体32頭の内実に27頭が2人気から6人気なので手堅く狙えるといって良い。また、最終レースで6頭絡んでおり、何故か最終で狙いたい騎手の一人でもある。
1400m
26回 吉井騎手
22回 藤田騎手
19回 和田騎手
17回 達城騎手
16回 安藤騎手
14回 西騎手
13回 御神騎手
13回 本田騎手
12回 吉原騎手
11回 千田騎手
10回 野畑騎手
1200では強かった西騎手がやや後退して吉井騎手と藤田騎手が活躍する距離となった。吉井騎手がこの距離で馬券に絡めた馬の内、実に19/26頭が1~4人気なので基本的には人気馬に乗ったときに信頼して狙っていく形になる。また、22/26が逃げ先行馬なのでこの距離の人気の先行馬が条件となるといってよいだろう。
藤田騎手は一変して11/26が4~7人気での絡み。もっというと7人気以下でも狙えないので狙えるタイミングがわかりやすい騎手。馬場、枠などでは優位性が見られない為、そこら辺は柔軟に取りこぼしなくみていきたいところ。
1600m
33回 安藤騎手
32回 藤田騎手
30回 吉井騎手
30回 達城騎手
24回 和田騎手
16回 吉原騎手
11回 江里口騎手
マイルはレジェンドクラスとそれ以外との差が最も少ない条件のレースだった。そんな中で、もっともレジェンドに肉薄したのが安藤騎手だった。絡めた馬の内、半数が人気薄で、人気にとらわれず狙える騎手である。25/33が逃げ馬であるので基本は前から狙いたいところだが、追い込み馬も3頭しっかり絡めているので忘れずに狙いたい。
このクラスはどの騎手も素晴らしいのだが、敢えて掲載したいのは江里口騎手。他の距離では大抵ランクに届かない成績で苦しんでいるがこの距離では他の騎手に勝り善戦。絡めた9/11頭が道悪馬場で、人気も全て3人気以下。7/11が差追であった。
なので9/11頭が5人気以下なので道悪+人気薄であれば是非とも馬券に絡めたい騎手である。
まとめ
今回は距離別に成績優秀騎手を抜粋してみた。
どの距離も基本的には強い騎手は固まってはいるが、それぞれの個性があり、あながち狙い目がないわけでもなかった。
個人的に江里口騎手のマイルに期待したいところだった。
今開催是非とも注目してみていきたい。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。