こんにちわ。今日はいきなりですが自分なりに疑問に思ったことを考察してみた記事です。ずばり、何故自分が買うと来ないのか?現象についてです。

馬券を買うとき有名な騎手や馬を本命にして買う人は多いと思います。有名じゃなくても、よく穴を空けるのでチェックしてる騎手や馬もいますよね。
しかし私の場合、よく来てるのを目にする騎手(馬)なのに、何故か自分が買うと4着(以下も含む)になるという事象が多発して困ってます。今回は私が個人的に感じたそうした事例の原因について書いてみようとおもいます。
※これは◎がどうしたら馬券に来やすくするかを考えたもので、穴、大穴の考察や、高配当単勝を高確率で当てるのはまた別の考察が必要です。ご了承ください。
自分が買うと4着現象の原因候補4選
- ネームバリューに引っ張られ過ぎている
- 相手が多すぎる
- 勝てる馬ではなくワンチャン来るを狙ってる
- 懸念と根拠を整理できてない
1.ネームバリューに引っ張られ過ぎている

買うと来ない。つまり、その騎手(馬)は普段は来ると考えられてる騎手(馬)が前提になります。
例えばついこの間まで現役でいた森泰斗騎手や中央の戸崎騎手、武豊騎手や川田騎手など。挙げたらきりがないほど競馬界には名手がいます。
勿論これらの騎手は事実、相対的に見れば高確率で馬券に絡んでいます。しかし、それでもこれを書いてる2025/7/16現在リーディングの戸崎騎手の馬券率は4割。6割は馬券に絡んでいません。外国人騎手は騎乗少なく、有力馬も多いことから馬券率は高いですがそれでも5~6割(モレイラ騎手は6割7分!すごい!)普通の騎手なら良くて5割といったとこでしょう。
当前ですが、あの騎手を買えば安牌という例は存在しないといのは想像に容易いです。
しかし、人間予想に行き詰まるとどうしても騎手に責任転換をしたくなるものです。不安な要素を騎手にどうにかして欲しくなる。戸崎騎手ならなんとかしてくれる。戸崎騎手が任せられてる馬なら相当陣営も本気。戸崎騎手が選んだ馬なら。。。
そんな感じで、いつも勝ってるイメージの騎手を買いたくなるものです。下手すると、買うと勝った気にすらなってしまいます。しかし、すでに書いたように、5割は馬券に来ません。
結果期待にたいして負けることは多く、負けたときにがっかりしてしまい、やっぱり信用ならない、と怒りたくなるのです。人間は悪い印象の方が覚えているものらしいので、それが強烈なイメージとして残ります。それでいて、数字のとおり、買わないと別のレースで高確率でくるので、これまた嫌なイメージとして残る。どうして!自分のときにはこなかったのに!となるのでしょう。
結局この原因は、予想の甘さの責任転換にあるということになると思います。いくら戸崎騎手でも勝てない条件もあります。それを予想できてなかっただけなのですが、騎手任せ、馬のネームバリュー任せになると当然外れを引く確率も上がることになります。騎手が有力なだけに、はずした時の印象が強く残ってしまうだけなのでしょう。
騎手の名前や馬の名前は、自分の予想の上に付け足し材料のひとつとして考えるくらいが良いのだと思います。
2.相手が多すぎる

相手と言うのは、出走数のことではありません。競馬予想をしているとき、自分の馬を決めたときに、対抗を誰もが考えると思います。(流石に勝ち馬だけ予想して終るとリスキーだと思います。)
この対抗を絞れないとなると、やはりそれだけライバルが多いレースであるか、自分の予想がどこか間違えているのではないかと考えられます。
今回のレースは、おおよそこう言った隊列で馬群はすすむ。スタートに難がある馬がいるので、こうした隊列になる可能性もある。そうした中でペースは早くなるのか、遅くなるのか。どの馬がどのあたりで仕掛けるのか、それが届くのか。前回この馬はこの相手とやってこれくらいだからここではどうか。
そんな予想を皆している筈ですが、基本それがおおよそ当たらない。(当たるなら皆困らない)予想外な馬も来る可能性がある。自分の能力では計り知れない要素で隠れた馬が来る。それも踏まえると、ある程度自分なりに想定できる相手は極力少なくしたいところです。その上で、その予想が外れることを大前提に本命は選ばなければならなりません。この選定が甘いときに、想定した3頭以上の“アクシデント”が本命◎の前に飛び込んで自分の◎が馬券から弾き出されるのだと思います。
3.勝てる馬ではなくワンチャン来るを狙ってる

本命◎は、勝って欲しい馬。少なくとも馬券には絡んでくれなくては困る馬です。馬単、3連単でなくても、どんな式別でも3着には入らなければ的中になりません。そんな馬を選ぶときに、ワンチャン3着にというのは言ってみれば単勝一点買いと同じです。勿論、高配当を狙いあえての選択ならそれも“アリ”ですが、今回想定してるのは、この◎は馬券は固いと思ったのに4着になってしまう、そんなケースの話です。それが“ワンチャン来る”ですとどうしても予想のズレに伴い4着率は上がってしまいます。
となると、予想の上ではしっかりと勝ちきらねばなりません。配当度外視。旨味度外視。必ずとまではいかなくても五割以上は勝つ。私ら一般人が、そんな予想をして初めて馬券に来るようになってくる筈だと思います。専門家ではない、関係者でもない。そんな一般人には知り得ない情報も多々あります。
結果は、きっと馬柱が出た瞬間ある程度決まっていますが、私たちの予想の上では、それはアクシデントとして現れます。
そんなアクシデントも想定しながら予想するなら、少なくとも本命は圧倒的に勝つと思う馬を選ばなければならないと思います。3着に食い込めればラッキーという美味しい馬券を狙った場合、アクシデントが起きれば、すぐに馬券外。そもそもギリギリ食い込めるのを狙うわけですから、当然です。もし好配当を狙うならまぁ、4着(以下)というのはある程度覚悟するしかないですし、そういう人は多分、悩んではないとは思います。(負けることも折り込み済みということ)
4.懸念と根拠を整理できてない

じゃあ、勝てる馬だと予想し、思い込んで買えばよいか、というとそれでもまだ正直足りない気がします。何故なら競馬は結局蓋を開けてみないとわからない部分も多いからです。となれば、できることは、自分なりに懸念と根拠を整理することじゃないでしょうか。
例えば強い逃げ馬を選択したとします。その時に、自分なりに懸念を出します。スタートが切れないかも知れない、とか、先行を狙う馬が複数おり、ハナを奪えないかも知れないなど。その懸念を放置して、馬券を買い、実際にレースになったとき、その懸念が現実になったら急に自分の予想は危うくなるのです。なのでレース前にそうした懸念を払拭する根拠を探しておきます。例えば、これまでスタートを失敗したレースはない、とか、失敗したレースでも差しきったことがある、など。逆にこの根拠を見つけられなければ本命を変えたり、ケンの判断をすることもできる筈です。自分が選んだ馬が4着以下に沈むのは、そうした不可解を放置した準備不足もあるのではないかと考えています。
この懸念と根拠の整理に勿論確証はないと思います。おおよそ一般人が手に入れられる情報は限られており、そこから各個人が自分なりに整理するわけで、中央競馬など、毎度走る馬場も距離も様々で純粋な横の比較には至りにくいわけですから仮定に次ぐ、仮定です。
しかし、それでも懸念を出し、それに対する根拠を示し外れると
- 懸念に対し実際はどうだったのか
- 根拠を示したのに何故はずれたのか
- 次はどこを気を付けるべきか
などレースに対する解像度が上がるのではないかと思っています。ですので、自分の本命を選ぶ場合、その辺を整えてからやると、競馬がより興味深いものになると感じています。
まとめ
今回は何故自分が買うときに限って人気は来ないのか?について一人で考えてみました。自分の本命が何故か4着になる。これはある意味、そのイメージが鮮明に残ってるだけの部分はありますが、それと同時に同じレースのいくつかのケースを想定し、より確率を高める、リスク、疑問を減らすことをしないからだと今は仮定して取り組んでいます。
実際には、これ以外にも理由は多々あると思います。しかし、どうせ馬券をかうのですから、配当にあわせ、リスクも管理しながら楽しく遊びたいですよね。皆さんはどんな理由があると思いますか?
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。